ビューティーバイブル その1 『コケットな女』
運命の一冊
わたくし「にゃーさ。」がものすごく影響を受けたのが『コケットな女』という本です。
当時はインターネットもそれほど発達していなかったので、情報収集はもっぱら雑誌でした。
毎月買うのもお金がかかりますし、立ち読みしてもなかなか知識として入ってこない。
紹介されている商品も高価なものばかり。学生が簡単に買えるようなものではないのです。
ファストファッションもなかった時代だし、化粧品も今ほど安価で良いものはありませんでした。
おしゃれな女性になるにはこんなにお金がかかるのかと、出るのはため息だけ。
学生でおしゃれを楽しむことはあまりできなかったのです。
そんなときになんとなく手にしたのがこの本。正直なんで買ったのかも覚えてないのですが、ずっと私にとっては美のバイブル的存在になってます。
わたしの美容に関する基本的な考えはこの本が元になっているといってもよいくらいです。
この本にすっかり魅了されてしまいました!しばらく持ち歩いていたくらいです。
フランス流の考え方
この本はフランス人の方の書いた本なのでフランス人の目線です。
しかもものすごく実践的で、揃えるアイテムやらメイクの方法など事細かに書かれています。
それこそメイクからファッション、生活習慣まで女性の知りたいことがこの1冊を見れば全て解決するのです。
わたし達日本人には馴染みのない物もでてきますし、手に入りにくアイテムも書かれていますが、おしゃれ先進国フランスのおしゃれに対する考え方はもちろん、実際どうすればいいかが書かれていて実用的な要素は見過ごせません!
実生活で必ず役に立つ地に足の着いたおしゃれ実用書なのです。
日本人とは違うおしゃれの意識
日本人のおしゃれとは簡単に言えば着飾ることではないでしょうか?
最新の流行を取り入れた新しいものこそがおしゃれでありファッションなのです。
毎年新しいものに買い換えて常に最先端でいることがおしゃれだと言われるのです。
しかしこの本を読むとおしゃれとはそういうことではないことに気付きます。
おしゃれとは考え方や生き方そのもののことをいうんだと。
つまり人生なのではないでしょうか?
生き方そのものがおしゃれであることが大事だと言うこと。
結局はそういう人だけが本物のおしゃれな人に見えるのではないでしょうか?
上っ面だけのおしゃれに違和感のある人、おしゃれになりたいけどどうしたらいいかわからない人、本当のおしゃれを知りたい人etc...全ての女性に読んでもらいたい本です。
今までのおしゃれに対する認識がきっと変わると思います。