日本人はチャンバラ鬼退治がお好き?それって結局時代劇だよね!わたしの好きなTV時代劇。
ごきげんよう!にゃーさ。です!
今年は鬼退治ブームだそうですが(因みにわたしは見ていません…)
結局、刀を振り回して鬼(悪人)退治、ってことでしょ?
(身もフタもない結論で申し訳ないけど…)
それはそれでいいんですけど(批判する気はありません。)
そういうのがブームになるっていうのは
時代劇が無なくなってしまったからじゃないのかな?と思うのです。
時代劇の勧善懲悪こそ日本人のDNAに訴えかけてくるものでは?!
日本人のヒーローは着物を着て、刀を持って、自分を犠牲にして、正義のために戦うのが昔から変わらない基本的な姿なのです!
この2トップは外せません!
これがどうしても根底にあると思うんですよね。
残念ながら、忠臣蔵なんかは昔は毎年年末になるとやっていましたが、この所全然見ませんね…。
わたしの世代は小学生でも知っていましたけど、今の小学生が(もしかしたら大学生でも)知っているかどうか怪しいですよね…。
これって結局時代劇はお金がかかるからでしょ?
TV局もあえて作るのも面倒くさいし、お笑い芸人を呼んで適当に喋らせていれば番組が成り立つならそのほうが楽ですよね…。
でもそれで得るものなんか一つもないじゃないですか?
なんだかんだで子供の頃に触れていれば人生の糧になっているものです。
「松の廊下」って言っても「は?なにそれ?知らない。」ではまるで外国人です。
TVの罪は大きいですよね。
わたしも親世代が当たり前のように知っているものでも全然知らない事がたくさんあります。
文化の継承っていうのが日本は上手くいってないですね…。
もうちょっと真面目にやって欲しいです。
TVはもっと視聴者によいものを見せようという姿勢がないといけません。
いまのTVは終始ただのCMですよ。
何を見せられているんだか…。
そんな下火になってしまった時代劇ですが、ちょっと前までは毎週やっていましたよね。
TV時代劇は気楽に見れますし、昔の生活スタイルなんかもちょいちょい勉強できます。
昨今落語ブームとか言われてますけど、例えば「長屋」がわからないと落語だってわからないですよね?
ある程度下地がないと楽しめるものが少なくなってしまいます。
時代劇を見慣れている者にとっては想像しやすいのです。
時代劇を見て日本文化の勉強をしてみてはいかがでしょうか?
わたしは大学で日本文化を専攻していたんですが、時代劇で結構勉強してました(笑)
見てなかったらついて行けなかったんじゃないかな~。
やっぱり自分の国の文化を知るというのは大事なことです。
今の日本人にとって、日本文化は”ほぼ異国の文化”なんですよ。
悲しいかな、勉強しないとわからなくなっているんです。
時代劇はお手軽な方法なのでこれを期にぜひ親しんでほしいな~と思います。
わたしがよく見ていた時代劇をご紹介❤
水戸黄門
国民的時代劇といえば「水戸黄門」です。
まだ続いているのかな?
お話は前の副将軍である水戸黄門が趣味の旅行をしている間に悪代官にでくわし、民を救うためにその絶大な権力で世直しをするっていう話です(さすがにみんな知ってるよ…(;´∀`))
でもきっと今の若い人たちは知らないのかも…!?
(*ノェノ)キャー!ウソでしょ~
見どころ
基本、手甲(てっこう)脚絆(きゃはん)の旅スタイルのファッションが面白いですね。
お忍びなので武士なのに町人の服装と髪型をして変装をしているんですよね。
そういうところも勉強になりますよ。
必ずハッピーエンドなので安心して見られます。
好き嫌いではなく、知らない人はいない基本中の基本の時代劇。
水戸黄門はおさえておきましょう!
大岡越前
わたしはこれが大好きです!
江戸南町奉行の大岡越前がいろいろな事件を名裁きで解決する、というお話です。
結構ほのぼのとしたホームドラマ系時代劇。
江戸町奉行というのは今でいう都知事と警視総監を足したような地位だそうです。
大岡越前の親友・榊原伊織はお医者さん。
今のコロナの状況を、この二人ならどうやって乗り切るのかな?なんて考えてしまいますね!
見どころ
江戸の町の暮らしやシステムなんかも出てくるので面白いですよね。
町火消しとか、小石川養生所、長屋の暮らしとかも勉強になります。
わたしなんかは江戸東京博物館に行くと「大岡越前の世界だ!」と思って嬉しくなってしまいます。
落語ネタも結構出てくるので
落語好き、ドラマ好きの人にもおすすめです!
時代劇だと構えて見なくても普通の刑事ドラマだと思ってみればOKです。
親しみやすくて、クリーンな時代劇。
鬼平犯科帳
鬼平はイチオシの時代劇!
時代考証なんかも抜群にいいです。
映像も綺麗!
それはそれで良さはあるんですけど、
鬼平は見応えがあります。
映像の空気感からして本物の江戸!という感じすらしてきます。
火付盗賊改方、通称”火盗”のトップ長谷川平蔵(鬼の平蔵)が主人公。
大岡越前は町人の取り締まり。
火付盗賊というのは凶悪犯です。
こちらは凶悪犯担当です。
悪人は容赦なく斬り捨て御免です!(殺しちゃっていいってことです。)
だからあんまりのほほんとしていないし、重たいストーリーも多いです。
見どころ
圧倒的に映像が綺麗です。雰囲気のある時代劇。
長谷川平蔵もちょっとワケありな人なんで、凶悪犯罪者とのやりとりでも人間というものをよくわかっているんですよね。
ただの清廉潔白な人ではないところもカッコイイんですよね。
シブいです!!!
江戸の食文化がたくさん紹介されているので、それも楽しみの一つです。
わたしが言うのもおこがましいですが、よく出来ている本格派の時代劇です。
必殺仕事人
ザ・悪人退治!!といえばコレ!
理不尽な世の中だと「仕事人いないかな~」なんて思っちゃいます(笑)
時代劇だから許されるんですけどね。
はらせぬ恨みをはらしてくれるアウトローなヒーロー、仕事人。
必殺仕事人の中村主水のシリーズはちょっとコミカル路線なんですよね。
これとは別に藤枝梅安とか、からくり人とか必殺シリーズでもシリアル路線もありますけど、
そっちはちょっと暗くて怖い…。
わたしは気楽に見れる中村主水のシリーズのほうが好きです。
見どころ
↓題名を見てもあまり シリアスじゃないのはわかりますね(笑)
笑える要素もたくさんあるので面白いです。
”仕事”をしている映像は美しくてあまりリアリティーがありません。
結局は殺人ですから、それを型みたいなものを上手く使って正義のヒーローに見せているんだと思います。
時代劇はリアルさよりもカッコよさが大事!
普段の昼行灯の中村主水が実は凄腕の仕事人というギャップも面白いところです。
これ洋服着だよね?みたいなツッコミどころもあるけど、細かいところは気にせずに…!
ちょっと異端の時代劇ですよね。
でもカッコ良くって面白いです。
番外
アニメ浪曲紀行 清水次郎長伝
時代劇ではないんですがコレ、浪曲の音声に合わせたアニメなんです。
これが結構面白いんですよ!
浪曲だけだとちょっと退屈だし、場面も思い浮かべにくいかもしれませんけど、
アニメになっているのでとってもわかりやすいです。
絵も可愛らしいし、ぜひ見て欲しい作品です。
これは隠れた名作ではないかと密かに思っています!(笑)
まとめ
それほど時代劇マニアってわけではなくて普通に見ていただけなんですけど、
やっぱり勉強になってます。
興味をもつだけでもいいことだと思います。
せっかくだから見ていて何かしらのためになる物のほうが良いですよね。
今後新しいものはあまり出てこないかもしれませんが、古いものはたくさんありますし、古いほうが質もいいです。
やっぱり日本人は時代劇❤
日本を勉強しましょ!
(๑❛ᴗ❛๑)♡
Lots of love
nyaasa.
↓応援していただけるとうれしいです↓
\(^▽^)/\(^▽^)/