「かわいい」の本当の意味は意外なあの言葉だった!
ごきげんよう!にゃーさ。です!いつもありがとう!
日常的によく「かわいい」を使ったり耳にしたりしますよね?
なんでもかんでも「かわいい」を使い過ぎ!
って思わなくもないです。
とりあえず「かわいい~」って言ってりゃOKでしょ?
「かわいい」って言ってる自分がかわいい♥
のような、使われ方をされているような…(笑)
しかしながら私たちがついつい「かわいい」って言ってしまう理由が実は深いんです!
「かわいい」って今の私たちが使っている意味は、愛くるしい、小さい、キレイ、のような感じですかね?
そういったものを見て「かわいい~♥」と褒めます。
大概の場合「かわいい」と言われて悪い気はしないと思います。
もっとも身近な使いやすい褒め言葉ではないでしょうか。
そんな「かわいい」ですが本来の意味をご存じですか???
私は最近まで知りませんでした…。
可愛らしい=かわいい
だと思ってましたから。
「かわいい」の本来の意味は実は
気の毒だ、かわいそう
だったのです!
(ノ゚Д゚)ノえ~!そうなの?
なんか今使ってるのと逆じゃん?
いや、でもそう言えば「かわいい」と「かわいそう」って似てません?
可愛い、可哀想(可愛そう)…字も共通点が。
「かわいい」は「顔映(かおは)ゆし」から来ている言葉。
「かおはゆし」は気の毒で顔を見ていられない、という言葉だそうです。
つまり、今で言う「かわいそう」にあたります。
その「かおはゆし」が「かわいい」と訛っていったんでしょうね。
気の毒、かわいそう、という状況は日本人にとっては助けたい、守りたい、愛すべきもの、と言う感情を引き出して、意味が好転していったようなのです。
それで時代が経つと本来の意味と別の意味で使われるようになってしまった、というわけです。
これはなかなか面白い変化ですね!
元々は同じ「かおはゆし」が「かわいい」と「かわうそう」という全く別のものに別れていったのです。
判官贔屓というか、弱いものを大切にしようとする優しさがそうさせたんです。
実に日本人らしい言葉じゃないですか?
しかしながら「かわいい」の中には「かおはゆし」のDNAがちゃんと残っています。
私たちが今使う「かわいい」という言葉。
どういうものに対して使うかよく考えてみてください。
「かわいい」に当てはまるものってちょっと何かが足りないものではないですか?
…少し難しいので逆を考えてみましょう。
完璧なものに対して「かわいい」とは使わないのです!
つたないもの、本来より小さいもの、未熟なもの、不器用なところ、ドジなところ…などなど。
なにか欠点のあるものに対して使うのが「かわいい」なのです。
例えばバービー人形。
うーん、「かわいい」ではないですよね…。
非常にリアルです。
ものすごい美人を「リアルバービー人形」って言ったりもするくらい。
欧米の女性の理想的な姿がバービーなのです。
対する日本代表リカちゃん。
カワイイ~♥(ノ≧▽≦)ノ
全然違いますね!!
目は大きすぎで頭もデカいしリアルとは程遠いです。
要はデフォルメが激しいわけですけど、これが「かわいい」なのです。
「かわいい」が日本人好みなんですね~。
多くの日本人はバービーよりリカちゃんを「かわいい」と思うのでは?
その昔バービーが登場した頃、日本だけは売れなかったというんだから「かわいい」という基準はもはや日本人のDNAレベルで組み込まれているに違いない。
完璧なリアルは我々の好みじゃないのです。
「かわいい」は日本人は独自の感覚かもしれません。
ダラダラ書いてしまいましたが何が言いたいかと言うと、いろんな場面で「かわいい」と言ってしまうのは仕方がない、と言うことです。
かわいいものも、かわいそうなものも、出来の悪いものも、ぜーんぶ「かわいい」のですから!
そういうものも愛おしいと思う心の豊かさ、優しさが「かわいい」という素晴らしい言葉になっているのです。
完璧な人間なんていないし、面白くもない。
「かわいい」は人間の未熟さを愛するステキな言葉。
日本らしい和の心なのです。
しかし、いつか小学生だった姪っ子に「かわいいでしょ?」と見せられた真っ黒なリュックサック。
あれのどこが「かわいい」のだろう…。
さらに違う意味があるのかもしれない…。
( ・-・)
Lots of love
nyaasa.
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