「匂い」「臭い」「香り」の使い分けが難しい!
ごきげんよう!にゃーさ。です!いつもありがとう!
言葉って普段何気なく使ってると思うんですが、中には気にする人もいて「それは違うよ」とたしなめられたりしますよね?
勘違いで覚えてしまったものなんかもあるし、間違いに気付くきかっけにもなるんでありがたいことです。
しかし指摘されてもよくわからないものもあります。
それが「におい」という言葉。
これは母がある人に注意されてからずっと気にしているんです。
母が「いい匂い」と言ったら「香りでしょ?」と注意されたといって怒ってるんです(笑)
「匂い」と「香り」どちらが正しいのでしょうか?
イメージは「いい香り」と言う方が上品な感じはしますが、少し気取ってる感じもします。
江戸っ子的には「何気取ってんのよ!」って言いたくもなります。
母がまさにそれで気持ちはわかります!
でもTVなんかじゃ専ら「香り」を多用しています。
今度よく聞いてみてください。
それにまで「香り」っていう?っていうのさえあります。
例えば「ゴムの香り」とか「クサヤの香り」とか…。
さすがにそれはどやり過ぎだと思う。
(・・;)
「香り」は好ましいものに対して使うものなので、要は“香りと言っておけば無難”だから多用されているのだと思います。
スポンサーに気を遣ってそういうおかしなことになってしまってるんですかね。
それを見てる私たちもまた同じようなことになってしまってるのかも?
では「匂い」は悪者なんでしょうか?
答えはノーです。
「匂い」というのは何かしら鼻に刺激を受ければ「匂い」といい、それ自体に良いも悪いもないらしいです。
「お花のいい匂い」と言えばそれはポジティブな表現です。
「魚の焦げる匂い」と言えばネガティブかな?
その「におい」という漢字は二つありますよね?
「匂い」と「臭い」。
「匂い」は全般を指すけど、「臭い」は好ましくないくさいものに対して使われます。
同じ音なのでネガティブ、ポジティブの区別が難しいのかもしれませんね。
文字で見れば一目瞭然ですが。
悪者は「臭い」、中立は「匂い」、良い者は「香り」って感じですかね?
音が同じ「匂い」と「臭い」が紛らわしいので「香り」を使うって方向なんでしょうかね?
何か違う気もするけど…。
「匂い」もわたしは綺麗な言葉だと思うから。
だってわたしが一番好きな百人一首はこれなんですもん!
いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふ九重に 匂ひぬるかな
すごく綺麗な歌ですよね?
それでも「匂い」はダメですか?
Lots of love
nyaasa.
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