世界的バレエダンサー、吉田都さん「バレリーナ 踊り続ける理由」を読みました!バレエに興味のない方もぜひ!
ごきげんよう!にゃーさ。です!
今日は久しぶりに本の紹介です。
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イギリスのロイヤルバレエ団(フランス・パリ オペラ座、ロシア・マリインスキーと並び世界3大バレエ団の一つ)で活躍された世界的なバレエダンサーの吉田都さん。
2019年に引退をされました。
引退される前に書かれた自叙伝的な本になります。
バレエに興味のない人はもしかして読もうと思わないかも知れませんが、ちょっと騙されたと思って読んで欲しいな、と思いました。
わたしもそこまでバレエに興味があるわけではありません…。
知識もあまりありません。
舞台を見たこともありません。
ただバレエダンサーのほっそりとしたスタイル、それだけでなく強靭なのに柔らかい動きに興味があります。
あんなに足が上がったら楽しそうだな、って思うくらいなんですけど…(笑)
↑わたしはせいぜい45度くらいに上げるのでやっと…(笑)
決して恵まれた体型とはいえない(標準的な日本人体型に近い?)吉田さんがなぜ世界でもトップレベルのバレエダンサーになれたのか、とても気になりますよね。
その理由も明らかにされています。
本を読んでいて感じたのは、バレリーナもアスリートに近いってことですね。
近年では日本でもフィギュアスケートの人気が高いですよね。
フィギュアはバレエとは親戚関係のようなもの。
バレエの素養があった方がフィギュアスケートにも有利に働きます。
そう思うと私たちにもとっつきやすいのでは?
しかもバレエは個人ではなく団体競技。
バレエ団というのはチームみたいなものなんですね?
野球やサッカーなどのプロと同じ感覚なのかもしれません。
だから「なんだバレエか…。」と思わないで、プロスポーツで世界的に活躍した日本人のお話として読んでみるといいんじゃないでしょうか?
きっとイチローさんとかと同じです。
世界最高峰の舞台で長年活躍されていたのですから!!
そこに人生のヒントみたいなのもたくさんあって、一般の人が読んでも興味深いと思います。
バレエの用語がいっぱい出てきて難しいという事はなく、知らない人が読んでも十分に理解できる内容だと思います。
彼女の生き方にきっと惹かれていくと思います!
全然知らないバレエの世界が覗けるというのも新たな発見がありますよ。
彼女は簡単に書いていますけど、中々できるものじゃないですよね…。
世界的に活躍する人に共通点があるとしたら、努力、忍耐、柔軟性…とかなんでしょうか。
体型的にも不利な日本人が本場の世界最高峰のレベルで活躍する…なんてスゴいことなんだろう!
あきらめないで努力した結果、やり続けた結果、工夫した結果…色々とあるんだろうけどコンプレックスもあり、言葉の壁もあり、文化の違いもあり、プレッシャーもあり、そういう中で生き続けること、乗り越えていくことが出来る人は中々いませんよね。
でもそれを苦労したと感じさせないところに本物の美学を感じました!
実際は何十倍、何百倍と苦労をされたんじゃないかな…。
わたしには想像もできません。
でも苦労というのは他人に見せてはいけないんですよね。
厳しい世界で生きてきた人の言葉というものはとても重たく、そしてわかりやすいです。
職業に関係なく共通の悩みだったり乗り越え方だったりがそこにある気がします。
世界で戦ってきた方だからこそのものの見方も勉強になります。
これからのご活躍にも注目したいと思います!
男性にもおすすめしたいな、と思いました!
ビジネスにも通じるヒントがたくさんあると思いますよ。
Lots of love
nyaasa.
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