高齢者でも入院のハードルは高かった…。
ごきげんよう!にゃーさ。です!いつもありがとう!
先日、夜8時過ぎに祖母がいる施設から電話が掛かってきて、
おばあちゃんの具合が悪いので救急車を呼ぶから、施設の方に来るように、という内容でした。
症状は38度以上の熱と吐き下しがある、とのことです。
もしかしたらコロナ?と頭をよぎりました。
その数日前に同じ施設の方がコロナ陽性だったと連絡をもらったばかりでしたから。
疑うのが筋ですよね?
もしコロナだったらそのまま入院で、二度と会えないかもしれないので、最後になるかもしれないと思い、せめて一目見ておかないと…とか色々考えて急いで施設に向かいました。
もう98歳ですので、コロナでなくても危険と言えば危険ですし。
施設に到着するとき、ちょうど救急車が入っていくのが見えました。
少し遅れて私たちも施設へ。
職員の方々から詳しい様子を聞きました。
時間も夜ですので入院させたいような状況。
しかし昨今の事情で入院先を探すのが大変で遠くの病院になるかも…と言われました。
それでもこちらはどうすることもできないので、入院できればどこでもいい、と思うしかありません。
しかし、なかなか運ばれてこないのです。
待つこと1時間くらいですかね?
ようやく救急隊の方々の姿が…。
でもストレッチャーには誰も乗っていません!
「あれ?いない…」
救命士の方がこちらに来て、説明をしてくれました。
どうも症状が落ち着いたので様子を見る、と言うことでした。
できれば入院させたい、という感じでしたが、今の状況だと難しいとのこと。
熱も37度台に下がったし、他の数値も悪くないらしい。
抗原検査で陰性だったというのも考慮されたようです。
また何かあった場合はすぐに呼んでください、ということになりました。
私たちとしても入院は大変ですし、ちょっと安心したところもありますが、心配な部分もあります。
何しろ高齢ですからいつどうなるかわかりません。
入院していれば適切な処置も受けられるだろうし…。
とりあえず帰宅し、何かの時のために心の準備だけはしておきました。
結局翌朝は普通に戻った?らしい…。
さすがスゴい生命力…。
何事もなくてよかったんですけど、でもこれって恐ろしいですよね。
コロナ以前だったら多分入院していたと思います。
それができない今の状況。
98歳で体調が悪くても断られちゃうんですよ!?
医療がちゃんと受けられない人が他にもきっとたくさんいらっしゃるはず。
コロナの感染者数や死者数だけでなく、医療の現場の実際の状況とかももっと知りたいな、と思いました。
救命士の方もマスクと防護眼鏡であまり表情はわかりませんでしたけど、家族に入院できないと伝えるのも辛いんじゃないかと思います。
なんか第6波の政府の対応が上手くいってない気がしてなりません。
オミクロンの特徴を生かしてなんとかできないものでしょうか?
こういう現状ですので、皆さん怪我もできないですよ。
しばらくは「いのちだいじに」で慎重に慎重に毎日を過ごしましょう。
怖いのはコロナだけではありませんので。
実際に体験すると何かあっても助けてもらえないかも、と思い怖いなと思ってしまいました…。
医療関係者の皆さん大変だと思いますが、本当に頭の下がる思いですm(_ _)m
お忙しい中ありがとうございました。